僕はGoogleAdsenseで広告を貼っているのですが、このたび、個人アカウントからビジネスアカウントに変更しました。
変更自体はメールで問い合わせることでスムーズにいったのですが「お客様のお支払いは現在保留されています。お支払いをお受け取りになるには、お手続きが必要です。」と表示されるようになりました。
これは米国の税務情報や口座情報の入力が必要な場面で表示されるもので、個人アカウントでも同じだったので「操作」のリンクをクリックすると・・・
「お支払い」の「お支払い情報」ページになるのですが、右側に入力するべき情報が何も表示されません。
他にも「お支払い」の「適格性の確認」、「アカウント」の「ポリシーセンター」とか「アクセスと認証」の「ユーザー管理」など、一部のページが表示されなくなりました。
Googleに問い合わせてみる
Adsenseのアカウントを個人からビジネスアカウントに変更したときにやり取りしたメールで問合せてみました。
向こうでも色々調べてくれて、
「月の途中でアカウントが変更になったので、前月に確定している支払いは個人アカウントの口座に振り込まれ、当月に確定する支払いが翌月8,000円以上なら設定できるようになります。」
という回答をいただきました。
そこで、月が新しくなって、支払い金額も8,000円以上で確定したことを確認して、再度「支払い」の設定をしようと思ったところ、一部ページが表示されない現象は変わりません。
再度問合せをしたところ、向こうでは僕のアカウントで問題なく表示されているとのこと。
キャッシュのクリアやシークレットウィンドウで試してもダメ・・・
そこで、最近パソコンにインストールしたソフトについて、振り返ってみると。。。
一部ページが表示されない犯人を発見!
ずばり、犯人は「カスペルスキー」でした。まぁ、「犯人」といってはいけませんね。正しく設定することで動作するようになりましたから。
「カスペルスキー」は有名なアンチウイルスソフトです。ウイルス対策はもちろん、ネットワーク攻撃防御やファイアウォールなど様々な機能が統合化されたソフトになっています。
発見したきっかけは「カスペルスキー」を停止してGoogleAdsenseを開いたところ、何も問題なく表示されたことです。
そこで、「レポート」から各種機能のログを見てみました。
左側にいろんなログが並んでいます。
一つづつ見ていくと・・・
「バナー広告対策」に「バナーをブロックしました」とともに「GoogleAdsense」のURLが!!
確かにpayments(お支払い)のページがブロックされています。
よもや、バナー広告対策で非表示にされていたとは!!
一部ページが表示されないURLを除外する
原因がわかったので、バナー広告対策でgoogleAdsenseを除外する設定をします。
カスペルスキーの「設定」から「バナー広告対策」をクリックすると「バナー広告対策の設定」画面になります。
この中にある「バナーを許可するサイト」にGoogleAdsenseを追加します。
僕の場合は「google.com」を追加しました。
無事にお支払い情報が表示されるようになりました!!
まとめ
今までうまくいっていたことが急にできなくなる場合、まずは環境が変わったことを一番に疑うべきでした。
今回は、個人アカウントからビジネスアカウントに変更したタイミングと、新しいウイルス対策ソフトを導入したことが重なり、現象がよく見えなくなっていたことが問題でした。
次はWindows11にアップデートしたときに手こずるかもしれないので、今から情報を集めておく必要がありそうです。
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