前回書いた「Windowsのフォルダ同期にはMicrosoft社製の「SyncToy」が便利!わかりやすい画面で簡単同期!」では、SyncToyのインストールから日本語化、フォルダ・ペアの作成方法などをメモっておきました。
今回は、このSyncToyをコマンドラインから使用してみます。
SyncToyCmdを使う
SyncToyをインストールしたフォルダ(通常はC:\Program Files\SyncToy 2.1)にはSyncToyCmd.exeというコマンドライン用のプログラムが用意されています。
コマンドプロンプトから起動するとヘルプが表示されます。
C:\Program Files\SyncToy 2.1>SyncToyCmd.exe
Usage: SyncToyCmd [-args]
-R Run all folder pairs that are marked as Active for Run All.
-R <name> Run the named folder pair (only one folder pair can be specified).
-? Display this help.
Examples:
SyncToyCmd -R MyFolderPair
SyncToyCmd -R
C:\Program Files\SyncToy 2.1>
オプションは一つのみ、-Rだけです。
-Rの後にフォルダ・ペア名を記述するとそのフォルダ・ペアの同期が実行されます。
-Rの後に何も書かなければ、あらかじめ作っていた全てのフォルダ・ペアの同期が実行されます。
これをバッチファイルに書いて、タスクスケジューラやログオンスクリプトに書いておけば、後は自動でフォルダ同期が実行されます。とっても便利!!
僕は以下のような簡単なバッチファイルを作ってタスクスケジューラに登録しました。
@echo off
"C:\Program Files\SyncToy 2.1\SyncToyCmd.exe" -R 音楽バックアップ
これをタスクスケジューラに登録しました。
バックアップはパソコンが起動していればいいのでSYSTEMアカウントで実行するようにしています。
毎日21時に実行することにしました。
バッチファイルの名前は「SyncToyBackup.bat」と安易な名前ですが(^^;
SyncToyの実行ログ確認方法
SyncToyが実行されたログはGUIから確認できます。
「ファイル」ー「ログの表示」でログを確認することができます。
ログも英語ですが、エラーかどうかはなんとか分かるかなぁ
ちなみに、ログは残っていくようなのでたまに「Clear Log」でキレイにしたほうがいいかもです。
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