2018年9月、腸閉塞で入院しました。
この記事では数回に渡って、入院前から入院中のいろんな出来事を綴っていきます。まだ退院しませんが、退院後の経過についても書いていく予定です。
腸閉塞(イレウス)の入院前から入院するまで
腹痛発生から入院まで
- 2018年9月9日15時ころお腹が痛くなる12時過ぎにお昼ごはんに菓子パンとナッツ(アーモンドとひまわりの種)を食べたところ、15時くらいからだんだんお腹が痛くなる
- 2018年9月9日17時ころ痛み止めを飲むちょっと我慢ができなくなってきたので、自宅にあった腹痛の痛み止めを飲む(2週間くらい前も同じ症状になって薬を買ってきてもらっていた)
- 2018年9月9日18時ころ妻と子どもたちが帰宅でかけていた妻と子どもたちが帰宅。薬は効かず、痛みもあまり収まらない
- 2018年9月10日1時ころ救急病院に行く救急病院では触診のみで「何かが詰まってますね、便秘ですか?」と言われ「そうではないと思います」と返答。特に検査をすることもなく痛み止めを処方されて帰される(痛み止めはその場で飲んだ)
- 2018年9月10日9時ころ仕事先に電話腹痛で休む旨を仕事先に電話する。救急病院に行ってからずっと痛みが続いていて夜も眠れなかった。こんなに痛い腹痛は初めてって感じ
- 2018年9月10日10時50分近所の内科を受診なんとか近所の内科を受診した。触診して腸の音を聞いてくれて「紹介状を書くので大きな病院で検査してもらってください」とのこと。消化器内科専門の大きい病院を紹介してもらう
- 2018年9月10日11時17分入院する病院に到着受付に紹介状を出して内科を受診。受付では「2時間くらい待つかもしれません」と言われたが1時間くらいで受診してもらえた。CT検査の結果「小腸閉塞」とわかり即入院することになる
とにかくずっとお腹が痛く、入院先の病院で痛み止めの点滴をしてもらって少し楽になりました。
僕の場合、静脈があまり見えないので、採血とか点滴とか針を刺すのが難しいらしく、いつも看護師さん泣かせなんです・・・(^^;
治療法についての説明
主治医から治療法についての説明を受けました。
まずは「経鼻的胃内視鏡を用いたイレウス管留置法」という治療法で鼻からチューブを入れて小腸に詰まっている異物を外に排出する治療をし、それでダメならお腹を切る外科的治療をするとのことでした。
経鼻的胃内視鏡を用いたイレウス管留置法
- 最初に鼻から胃カメラを入れて十二指腸まで胃カメラを進めます
- 胃カメラにワイヤーを入れる穴が空いており、そこにガイドワイヤーを入れます。
- ガイドワイヤーを残したまま、胃カメラを抜きます。
- ガイドワイヤーに沿って直径5mm程度のポリ塩化ビニル製のチューブを入れます。
- 十二指腸の奥までいったらチューブの先についてるバルーンを膨らませます。
あとは腸管の動きで狭くなっているところまで進んでいくそうです。
経鼻的胃内視鏡を用いたイレウス管留置法をやってもらう
作業はX線の撮影台に寝た状態で、腹部をX線撮影しながら行われます。内視鏡で内部を見ながら、かつ、X線(もちろん動画)で外から胃や腸をはじめガイドワイヤーやイレウス管の様子を確認しながらの作業です。医学の進歩ってすごい!!
ただ、僕の場合、1回め、チューブが途中までしか進まなかったので一度抜き、2回めはワイヤーも動かなくなってしまったため、全部抜き、3回めにイレウスキット(ワイヤーとチューブのセット)を取り替えてやっとうまく行ったので、かなり時間と苦痛が続きました。
手術することを考えたら、麻酔が切れた後の痛みがあるので、今回のイレウス管治療のほうがまだいいのかなって感じました。
胃カメラも鼻からなので、口からよりも痛みがないし(もちろん、ゼロではない)、挿入中に会話することも可能です。
自分からもモニターが見えたので「内臓ってこんなふうになってるんだ」ってのがよくわかりました。
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