腸閉塞(イレウス)入院日記、いよいよ退院!

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前回の続きです。いよいよ退院です。

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前日に、会計の方が概算の金額を持ってきてくれました。

請求額は3割負担で約15万円でした。以下、10割負担の金額になりますが、一番高額なのが入院料で約37万円。一泊3万円です。ちょっとした高級ホテルですね・・・

まぁ、それだけ看護体制もしっかりしていたし、看護師さんもみなさん優しくて快適な(?)入院生活を送れたので、個人的にはすごく満足しています。

限度額適用認定証を入手しよう

医療費が高額になったときは、自己負担額が一定の額を超えた場合、申請により肥えた額が払い戻される仕組みがあります。この一定の額のことを「自己負担限度額」といいます。

一般的な所得の場合は、

80,100円+(医療費総額-267,000円)×1%

が「自己負担限度額」になります。

僕の場合は、82,918円が「自己負担限度額」になります。

ただし、この自己負担額は何もしないと「後払い精算」になるので、一度窓口で実際に請求された金額を支払い、その後、自分で加入している健康保険組合に申請して払い戻されるという仕組みになっています。

あとで戻ってくるとしても、一時的に大きな出費になってしまいますよね。

ここで必要なのが「限度額適用認定証」です。

この「限度額適用認定証」があると窓口で支払う金額が「自己負担限度額」で済むという魔法のカードなんです!!

限度額適用認定証を入手するには

限度額適用認定証を入手するには、加入している健康保険組合に連絡することです。理想としては入院が決まったら、すぐに手続きを取るのがおすすめです。

国保などは役所ですぐに手続きができますが、会社で加入している健康保険組合では、書類のやり取りが郵送になることが多いため、発行までに1週間~10日くらいかかる可能性があります。

「限度額適用認定証」は退院するときに必要なため、早急に手続きするのがいいです。

健康保険が効かない費用はどのくらい?

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入院すると治療費以外にもいろいろとお金がかかります。健康保険が効かない費用もたくさんあるので注意が必要です。主なものは、

  • 食事代
  • テレビ使用料
  • 冷蔵庫使用料
  • 病衣貸与料
  • 個室料(差額ベッド)

食事代

食事代は意外ですが健康保険の適応外です。治療のための食事かなと思うのですが違うんですよね。また、これがなかなかお高く、1食460円です(所得によって変動あり)。一日3食食べたら1,380円になります。

僕の場合は絶食の日があったので、実際の食事は21食でした。金額は21×460円=9,660円です。

入院が長期になり、途中で外出や外泊ができることがあれば、食事を止めてもらえることがほとんどなので、無駄な出費は抑えましょう。

テレビ使用料

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まぁ、これは普通ですね。病院によってはテレビカードが売っていて、1時間100円とかかかります。僕の病院は一日380円と格安でした。が、テレビはスマホにワンセグが付いているのでそれで見ていました。といっても、ほとんどはリアルタイムに観ることはなく、民放見逃しの「ティーバ」や「FOD」の配信で観てましたね。いい時代になりました(^^)

冷蔵庫使用料

今回の入院は食事制限があったので、飲み物は水かお茶。水はディールームに行けばあるし、もともと冷たい水を飲む習慣がないので、冷蔵庫は不要でした。

ちなみに、冷蔵庫もテレビカードで使う病院が多いですが、僕の入院した病院は一日220円とこれも格安でした。

病衣貸与料

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病院で着る浴衣みたいなやつです。病院によっては好きなもの(パジャマみたいなもの)を着れるところもありますが、僕の入院した病院は持ち込み禁止でした。

ちなみに、病衣貸与料は一日90円。週に3回取り替えてくれるので、自分で持ち込むよりコスパはいいかもです。

個室料(差額ベッド)

病室の金額は入院料に含まれますが、個室料(俗に言う差額ベッド)は保険適用外です。僕の場合、入院時に空きがなく強制的にトイレ付きの個室に入院させられましたが、しっかり個室料が一日2,000円取られました。

病院によっては、本人の意思じゃなく病院都合の場合は差額ベッド代を取らないところもあるようですが、まぁ、ここでごねて「じゃあ他の病院に行ってください」と言われても困るので、承諾書にサインしましたが・・・

ちなみに、僕の入院した病院は全室個室なんです。2,000円の違いは、部屋にトイレが付いているかどうかだけ。

なので、「個室料がかからない病室が空いたら移動したい」とお願いしておきました。

3日後に移動できたので、かかった個室料(差額ベッド代)は6,000円でした。

入院生活のまとめ

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今までの長い人生で、入院したのは6回めくらいかな、けっこう多いかもしれません(^^;

どの病院でもとてもよくしてもらえたので、どこが一番っていうのはないのですが、今回の病院は全室個室っていうのが魅力でした(もちろん入院するまで知りませんでしたが)。

建物も改築して数年しか経っていないらしく、新しくてきれいで、ディールームならWifiが無料で使えました(残念ながら病室までは届きませんでしたが)。

食事も温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で配膳されるので、とても美味しかったです。もちろん自分の好きなものは食べれないですが食事も治療のひとつ、「薬」だと思って食べれば満足です。

腸閉塞は食事のとり方やストレス、運動不足などに起因することが多いそうです。

  • よく噛んで食べる。
  • ストレスをためない
  • 長時間同じ姿勢を取らない(特に座った状態はお腹がつぶれる)

どれもこれも当てはまる内容だったので、今後は十分気をつけて生活するようにします。

何はなくても「健康第一」ですよね。

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