画面録画ソフト「EaseUS RecExperts」を試してみる

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パソコンの画面をまるっと録画したいことってありませんか?

たとえば、動画でアプリの操作マニュアルを作ったり、ゲームを録画したり、zoom会議を後で見直すために録画したりなどなど。

僕の場合は、お客様にパソコンの操作を説明するために画面録画して、そのままお見せすることが多いです。文字だと伝わりにくいですが、動画だとわかっていただけます。まさに百聞は一見にしかずですね。

PCの画面(スクリーン)を録画するソフトはいろいろなメーカーから発売されています。

ここでは、WindowsとMacに対応していて、カメラやマイクも利用可能なスクリーン録画ソフトの「EaseUS RecExperts」について試用してみました。

EaseUS RecExpertsの概要

EaseUS RecExpertsの概要をまとめてみました。こちらは体験版と製品版が用意されていて、購入前に機能を試すことができます。

体験版と製品版の主な違いは下記のとおりです。

体験版 製品版
○録画時間の制限:10分間 ○録画時間の制限:制限なし
×録画のスケジュール ○録画のスケジュール
×録画の自動分割 ○録画の自動分割
×録画の自動停止 ○録画の自動停止
×ビデオからオーディオ抽出 ○ビデオからオーディオ抽出
×イントロやエンディングの追加 ○イントロやエンディングの追加
×ウォーターマークなし ○ウォーターマークなし
×年中無休のテクニカルサポート ○年中無休のテクニカルサポート

体験版では透かしが入ったり録画時間の制限があったりしますが、基本的な操作はできるので、まずは体験版で画面を録画できるかどうかを確認してから、購入を検討するのがいいと思います。

OSはWindows 7/8/10/11に対応です(2022年2月現在)。

画面の録画はサイズを任意で指定(最大で4K解像度)して特定の部分の録画が可能です。

システムサウンドに加え、マイクで音声を入力することが出来るので、画面操作などのチュートリアルビデオ作成に便利です。

さらに、カメラの画像を追加できるので、より親しみのある動画を作成できます。

なお、2022年2月現在の価格は下記のとおりです(税抜)。

1ヶ月間ライセンス 1年間ライセンス 永久ライセンス
3,390円 4,790円 8,390円

EaseUS RecExpertsをインストールする

ではEaseUS RecExpertsをインストールしてみます。

EaseUS RecExpertsのページから体験版をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを開いてインストールします。

「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

インストール画面になりますので「今すぐインストール」ボタンをクリックします。

インストールが完了したら「今すぐ始める」ボタンをクリックします。

EaseUS RecExpertsを試用してみる

「今すぐ始める」ボタンをクリックするとEaseUS RecExpertsが起動します。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、中央に各種設定画面が薄く表示されています。また標準ではフルスクリーンになっていて、画面の端に点線が表示されています。

ではフルスクリーンの画面を録画してみましょう。

中央の丸いボタンをクリックするか、ショートカットキーの「F9」をクリックすると、デフォルトでは5秒待ってから録画が始まります。

録画の編集

録画したら編集画面になります。

編集ボタンが中央下に用意されています。

切り取り

動画を好きな範囲で切り取って別動画に保存できます。

操作を繰り返せば複数動画を切り取れます。

オープニングタイトル、クロージングタイトル

動画にオープニングやエンディングの静止画を付け加えることができます。

文字でタイトル、サブタイトルをいれることもできます。

音声ファイルを抽出

動画から音声ファイルを抽出することができます。

ファイル形式はMP3のほか、WAV、OGG、WMA、FLAC、AACから選択できます。

スクリーンショット

今表示されている動画中の画面を静止画で保存できます。

ボリューム

動画の音声のボリュームを変更できます。

フルスクリーン

動画のプレビューをフルスクリーンにすることができます。

エリアを指定して録画する

画面中の一部を動画として録画したいときは「エリア」を選択します。

マウスで範囲を指定することが出来るので、録画したいエリアを選択します。

あらかじめアプリを起動しておくと、そのウィンドウの大きさに追従してくれます。

音声を録音する

「オーディオ」を選択すると音声だけを録音できます。

画面の動画、オーディオともに以下の設定を選択できます。

  • システムサウンド
  • マイク
  • マイクとシステムサウンド
  • 音声なしで録画

Webカメラ

カメラがついていると、WebカメラをONにすることにより、カメラの動画と画面の動画をPIPすることができます。

Zoomの画面を録画してみる

今度は、EaseUS RecExpertsを使ってZoom画面の録画をやってみます。

通常、Zoomはホストが許可していないと録画することができません。そんなときは、画面をまるごと録画できるEaseUS RecExpertsの出番です。

EaseUS RecExpertsはZoomの画面もまるごと録画することが出来るので、ホストの許可に関係なく、Zoomの内容を録画することができます。

なお、ホストの許可を得ずに録画した場合、録画した動画の取り扱いには十分ご注意ください。

その他の設定

アプリの設定ボタンをクリックすることで様々な設定を変更できます。

例えば、

  • 動画の出力先
  • ビデオの出力形式
  • オーディオの出力形式
  • マウスカーソルのON/OFF
  • 秒読みの長さ
  • キャプチャ中でも録画範囲を移動できるようにする
  • ホットキー設定(スタート、ストップ、スクショなど)
  • フローティングツールバーのON/OFF
  • PC起動時の自動起動ON/OFF

きめ細かい設定ができるアプリはユーザーライクで良いと思います。

また、動画を時間やサイズで自動分割したり、指定した時間で録画を停止する機能もあります。

まとめ

今回は「EaseUS RecExperts」を試用してみました。

簡単な操作で画面を録画することができ、トリミングなどの簡単な編集機能もあるので、とにかく画面を録画したい人にはピッタリのソフトだと思います。

編集後の動画に文字を入れたり矢印や図形を書いたりする機能はないので、そうした高機能の編集をしたい人には、同じEaseUS社から販売されている「EaseUS Video Editor」などを用意するといいと思います。

なお、記録した動画はその内容によっては著作権に保護されているものもあります。

個人で楽しむほかは、くれぐれも著作権侵害にならないように気をつけましょう。

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