今朝、Chromeを開いたら、Googleのロゴが信号機になっててびっくり!
これは、DoodleというGoogleのプロジェクトによって生み出されています。
8月5日は世界初の電気式信号機設置101周年
で、8月5日は、世界で初めて、電気式信号機が設置された日だそうです。
1914年8月5日、場所は、アメリカのオハイオ州クリーブランドという町。
Googleのロゴにもあるように、上が赤、下が青の2色式。信号が変わるときにブザーが鳴る仕組みだったそうです。
今の歩行者信号機のようですね。
世界初の信号機は?
信号機の歴史としては、1868年、イギリスのロンドンに世界初の信号機が設置されたそうです。
この時、STOPが赤、GOが緑(青)という色が採用されて以来、現在まで、ほとんどの信号がこの色になっています。
この信号は、ガス式でおまけに手動。自動車のためではなく、なんと馬車のためだったそうです。
自動車は、1769年に蒸気で走る自動車が発明されましたが、既存の馬車業者の圧力などもあり、それほど普及していませんでした。
当時のロンドンは、馬車の交通量が多く、交通事故も多発していました。そこで、ロンドン市内にガス式信号機が設置されたのですが、手動式で故障も多く、わずか3週間で撤去されてしまいました。
1918年には、ニューヨークにも電気式信号機が設置され、1920年には現在の原型となる3色式の信号機が生まれたそうです。
ちなみに、当時の信号機は「中央柱式」という、信号機を交差点の中央に設置するタイプだったそうです。
日本初の信号機は?
警視庁のHPより
日本では、1930年(昭和5年)3月に東京の日比谷交差点に設置されたのが始まりです。
アメリカから輸入された3色タイプの「中央柱式」。そもそも信号機自体が初めてのものなので、当時は信号に従わない人も多かったようです。
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