MS-Wordに別のアプリからデータを貼り付けるとき、けっこうイラッときませんか?
僕は、ブラウザなどから文字列をコピーすることが多いんですが、ご親切なことに、元の形式が保持されるので、太字やフォントサイズがそのまま保持されて貼り付いてしまいます。
Wordに貼り付けると、こんなふうになっちゃいます。
これって、すごく不便な時があるんですよね。
MS-Wordではゴシック体で書いているのに、ブラウザから貼り付けたらそこだけ明朝体になったり、大きなフォントサイズになったりするので、いちいち修正しなきゃいけないんです。
今までは、
アプリからコピー
テキストエディタに貼り付け
貼り付けたデータを再度コピー
MS-Wordに貼り付け
という手順でやっていました。
が、
もっといい方法を発見!
テキスト形式で貼り付ける方法その1 貼り付けた直後に、貼り付け方を変更!
通常は貼り付ける時(正確には貼り付ける前)に「貼り付けのオプション」で「元の形式を保持」「書式を結合」「テキストのみ保持」を選んでから貼り付けるのですが、実はこれ、貼った後でも変更できるのです。
MS-Wordにクリップボードから文字列データを貼り付けると、右下に小さなアイコン「」が表示されます。
このアイコンをクリック(またはキーボードの「Ctrl」キーを押してもOK)すると、
貼り付けのオプション:「元の形式を保持」「書式を結合」「テキストのみ保持」が表示されるんです。
で、「」の「テキストのみ保持」を選択すると、貼り付けた文字列が「テキスト形式」になってくれます!
この方法だと、貼り付けた後に「しまった!」と思ってもすぐに修正できるのでとっても便利です!
テキスト形式で貼り付ける方法その2 貼り付ける時はいつもテキスト形式にしてしまう!
MS-Wordは「他のアプリからの貼り付け」を設定しておくことができるんです!
通常は「元の書式を保持」になっているのですが、ここを「テキストのみ保持」にすると、いつもテキスト形式で貼り付いてくれます。
では、設定方法です。
MS-Wordを起動して「ファイル」-「オプション」を選択します。
「Wordのオプション」の画面になるので、
「詳細設定」にある「切り取り、コピー、貼り付け」の「他のプログラムからの貼り付け」を「元の書式を保持(既定)」から「テキストのみ保持」にします。
設定できたら一番下にある「OK」ボタンをクリックします。
これで、他のアプリからコピーした文字列がテキスト形式で貼り付いてくれます。
一度設定すると、次にMS-Wordを起動したときも保持されているので、とっても便利!
ちなみに、この設定、その1でご紹介した貼付け後に表示されるアイコン「」からも呼び出せます。
「Wordのオプション」ー「詳細設定」が呼び出されます。
文字の貼り付けで悩んでいるかたはぜひお試しを!
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